ResourceSpace をインストールしてみる。FreeBSD7.1R

moongift経由
Montala – ResourceSpace: Open Source Digital Asset Management (DAM)

でじたるりそーすを管理するものらしいので、MPGとかFLVとかを管理してWebで再生とかできたらいいなということで、FreeBSD7.1R (apache2.2 MySQL5.0 PHP5.2.8)にインストールしてみる。

  1. 上のサイトからダウンロード
  2. ResourceSpace用のアカウントを作って、配下のpublic_htmlの下に展開
  3. データベースを作成(略)
  4. public_html/include/config.phpを編集
    ファイルのほぼ先頭にMySQLの設定があるのでデータベース名等を書き換え、$mysql_bin_pathはFreeBSDなら/usr/local/binに変更。その3行下あたりの$baseurlを変更すればとりあえず動作確認はOK。
  5. public_html/filestoreをwww-dataが読み書きできるようパーミッションを変更
  6. ブラウザからアクセスするとユーザとパスワードを聞いてくるので admin:adminでログイン
  7. adminでログインしたのち、pages/check.phpを実行すると、いろいろでてくるのでphp.iniを適当に変更、残りは、portsから
    • graphics/ImageMagick
    • graphics/php5-ffmpeg
    • graphics/php5-exif
    • graphics/p5-Image-ExifTool
    • この4つをいれれば依存関係で足りるはず
      以下は、word、pdf関連

    • textproc/antiword
    • graphics/poppler-utils
  8. config.phpで上記のImageMagick等などのパスの部分のコメントを外し、全部 /usr/local/bin に

インストールは成功したみたい

追記:
開発版のSVNリポジトリをのぞくと、日本語化ファイルがあるみたいなので、svn版へ移行(データベースはそのままで、ファイルを入れ替えた)する。
日本語化されればあとは直感的に操作できるので、FLVのファイルを1個追加してみると、ResourceSpace内で再生も可能だった。いままで触ったWindows系のツールより扱いやすいかもしれない。

ZFSってメモリは喰うし、ちょっと遅かったりするけど、ディスク容量をチェックするときに、ZFSパーティションがあるだけで便利だな。

追記2:使ってみて

  • リソースのタイトル等、日本語入力でエラーがでて、テーブルの照合順序がどうのこうのと言われたので、データベースを作り直し、utf8-general.ciを明示的に指定。するとOKだった。ただ、一旦インストールを終えてしまうと、データベースを空にしても何の断りもなく、テーブルを再作成するようだ。
  • メタ情報等を含んでのリソースの一括登録はResourceSpaceだけでは無理っぽい。ただ、リソースの追加で、同一タイトル(同一メタ情報)のもの複数を一括登録することは可能(アップロードするファイルを複数指定できる)。まあ、同じ場所や物を撮ったデジカメのデータならこれで十分
  • 全画面でサイドにでてる検索窓で、タイトルの一部を入力すると、候補がでるんだけど、そのリンクをクリックしても何もでてこない。説明文、キーワード、リソース・ナンバーを使って検索しろとあるんでできないのかな。ただ、これはシステムの設定でどうにかなるのかもしれない
  • 新しいデータを日々入力して使う分には、あった方がいいんだけど、過去のデータに1個づつ、説明文やキーワードを追加ではやっとられんので、その辺りの機能がほしいなあ。ExcelとかCSVでのデータからSQL文を生成してデータベースへ直接入力とかすればいけるんだろうか

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