「神様」がSandy Bridgeを解説、「K型番以外でも倍率変更可能」
メモ
年末のセッションで天野氏は「OCするならP系」と説明していたが、今回明らかにされた情報によると、H67チップセットは、「Turbo Boost時の上限倍率」がそもそも変更できない仕様という。
そして逆にH67でしか(事実上)できないのが、CPU内蔵GPUによるハードウェアエンコード。氏の解説によると、CPU内蔵GPUを利用するエンコードソフトは、動作条件が「該当GPUがプライマリディスプレイになっていること」になっているものが多いが、P67では内蔵GPUをプライマリディスプレイに設定できないため、ここで「アウト」になってしまうという。
つまり、「OCを取るか、GPUを取るか」ということになるが、氏は、H67にこのような制限がついている理由を「バリデーション(機能検証)が大変なので」と説明。OCとハードウェアエンコードの両方に対応したチップセットについては「先の夢」と表現している。
なお、H67チップセットでは「Turbo Boost時の上限倍率」は変更できないものの、「通常動作時の倍率」に関しては16倍~定格値の範囲で設定できるとのこと。
また、クロック向上関連では、Sandy Bridgeに搭載した“TurboBoost Tehnology 2”も解説。これは、従来のTurbo Boostの発想である「TDPに余裕がある際、一時的にクロックを上げる」を進化、「許容できる熱の範囲」を短時間だけ広げることでTurbo Boostの適用範囲を広げたのだという。
core i*には手を出さないまま、次が出てしまった。これからのハードウエアエンコードは、ちょっといいGPUを別途積むより、CPUやチップセットに内蔵されてるものを使う方がパフォーマンスが良くなるのかな。
コメント