とある儲け話の顛末

仕事柄、たまにちょっと怪しい儲け話を聞くことがある。まあ投資する金もないので騙されることはないんだけどね。

内容を書くと、本物とかまじめにやってる人に迷惑がかかるだろうから伏せる。

聞くだけ聞いてスルーという体制で聞く。
後で調べたところ、どうやら、元ネタは確かに存在する話なのだが、説明に来た人が技術面にうとく、
場を重くさせないようにうっすらツッコミを入れたつもりが、それすら言い返せない状態でしどろもどろ。
#しっかり勉強してないと本当のことも嘘に聞こえてしまう。

うちの会社ではベクトルは違うけど近い内容のことをやってるので、逆に信用されてしまって、投資じゃなくて技術面でのパートナーになってくれとか言い出す。
よくそれで、自前でプラントを作るとかいうよな。勘弁してほしい。

特許公報にも審査請求までやっていない同じ技術が載ってるんだけど、その人の名前が出てこないんだよな。
初見で、みなまでは言えないとしても、どこまで言うかの判断がグラグラってのは困っちゃうね。

紹介者がちょっとお粗末なので、「元ネタの人から偽物」なのか、「元ネタの人は本物だけど、紹介者は儲け話に舞い上がって壊れてる。」のか判断がつかない。

ということでいっしょに聞いた知人には、確かにそういう技術を研究してる人は何人か存在する。でも、この紹介者と組んだのでは良いことは何もないだろう。と言った。

仲介をする人の理解力がお粗末すぎて、当人の意図ではないんだけど、結果的に詐欺とかになってしまうというパターンもあるんですな。

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