「エッジ」 鈴木光司

Diary

珍しく小説などを読む。

描写や台詞も好みだし、発想も小ネタも面白いのでとても読みやすくていいんだけど、世にも奇妙な物語の1編のような地味な結末に終わった。もう少しネタを盛って、映像化するともっと面白いように思う。
本編とは関係ないが、この小説を書き上げるためのメイキングの模様を本すると面白いかも。

映画監督のM・ナイト・シャマランの寸評がカバー裏にあった

この物語は荘厳で、雄大だ。
鈴木光司のイマジネーションは、神秘的で、不気味で、力強い。彼の作り出す世界は、私をたやすく日常から連れさらってくれる。

ナイト・シャマランの映画を何本かみたあとに、じわじわとほんとはつまんなかったという思いがこみ上げてきた感覚に近いかもしれない。

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