DVDを衝動買い、昨日見た。でもまあ、ブラックジャックを描く人が、この映画の原作のマンガを描けるんだからすごいよな。
百鬼丸の身体は、頭と胴体部分はもともとあったもので、映画にはなかったけど、原作では肩はあり、足も太ももの途中まであったと思う。原作では、義足、義手が胴体に残った筋肉の微妙な動きで操作できるというようなシーンがあった。(今の義肢と同じようなものなんだろうな)今回の映画は子供の死体から命の水を抽出して、それを固めたものに電気を流すとそれ自体が命を持ってるような動きをみせるシーンがあって、どっちもどっちだけど、うまいこと映像にまとめてた感じ。
どろろが女だって話は、原作では旅の途中で百鬼丸が知ることになるんだけど、初見で「女か」というセリフがあったのはよかった。百鬼丸の能力からいって、その方が自然だよな。「どろろ」という名前に違和感を感じるのを補完するのに、百鬼丸から盗んだことにしてるけど、原作ではいちおう本名なのも、好きないじり方だ。
ま、原作よりも面白かったということ。妖刀「似蛭」とか、どろろの父の宝の話とかを入れなかったのは「2」のためであって欲しいな。
追記:続編2作が決まっているらしい。どろろ役が柴咲コウじゃないだろって評があったけど、続編を意識していた場合、子役だと成長してしまうってことも考えたんじゃなかろうか。ハリポタの26個の嫌いなところのうちの1個だし(笑。